ニューヨーク原油先物相場は比較的狭いレンジでの取引となる中、市場では米原油在庫の増加と、原油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成する「OPECプラス」による減産延長の可能性の両方が意識され反落した。
米エネルギー情報局(EIA)が発表した統計によると、先週の米原油在庫は420万バレル増加した。
米国石油協会(API)が報告していた840万バレル増に比べると小幅な伸びにとどまった。
米国石油協会(API)が報告していた840万バレル増に比べると小幅な伸びにとどまった。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物4月限
1バレル=78.54ドル
とは前日比33セント(0.4%)安で引けた。
ロンドンICEの北海ブレント4月限は3セント(0.1%未満)上昇の83.68ドルまで買われた。
1バレル=78.54ドル
とは前日比33セント(0.4%)安で引けた。
ロンドンICEの北海ブレント4月限は3セント(0.1%未満)上昇の83.68ドルまで買われた。
ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物はこのところレンジ相場が続いているが、月間ベースでは小幅な上昇を維持しそうだ。
来月に会合を開くOPECプラスによる減産延長の観測や、中東情勢の緊迫化が背景にある。
来月に会合を開くOPECプラスによる減産延長の観測や、中東情勢の緊迫化が背景にある。