暗号資産(仮想通貨)ビットコインは12日、約2年ぶりに5万ドルに上昇した。
仮想通貨業界ではこれまで諸所の問題や倒産が相次ぎ
デジタル資産の存続が疑問視
されていたが見事な復活を遂げた。
仮想通貨業界ではこれまで諸所の問題や倒産が相次ぎ
デジタル資産の存続が疑問視
されていたが見事な復活を遂げた。
ビットコインは2022年に記録した64%の大幅下落から回復し、昨年初めから3倍の上昇となった。
5万ドルに乗せたのは21年12月以来のこと。
それでも21年11月に記録した最高値の約6万9000ドルには及ばないままだ。
5万ドルに乗せたのは21年12月以来のこと。
それでも21年11月に記録した最高値の約6万9000ドルには及ばないままだ。
10年以上前にビットコインが登場して以来、その激しい相場の変動は長い間、投機家にとって大きな魅力の一つだった。
もともとは伝統的な金融システムの代替として広まったビットコインだが、現物投資型ビットコイン上場投資信託(ETF)が米国で先月承認されたことで、最近はメインストリームでもさらに受け入れられつつあるとの楽観が相場を押し上げてきている。
もともとは伝統的な金融システムの代替として広まったビットコインだが、現物投資型ビットコイン上場投資信託(ETF)が米国で先月承認されたことで、最近はメインストリームでもさらに受け入れられつつあるとの楽観が相場を押し上げてきている。
ビットコインはステーブルコイン「テラUSD」が崩壊した22年5月以来の下げを全て取り戻した。テラ崩壊はその後一連の破綻につながり、最終的には同年11月に
暗号資産交換業者FTXの破綻
を招いた。
暗号資産交換業者FTXの破綻
を招いた。
米国では今年1月11日に9本の新たな現物投資型ビットコインETFの取引が開始し、デジタル資産運用会社グレースケール・インベストメンツが提供する「グレースケール・ビットコイン・トラスト」のETF転換も承認された。