ドイツファンドブリーフバンク （Deutsche Pfandbriefbank AG） 不動産融資と公共投資融資を専門とするドイツの銀行

ドイツファンドブリーフバンク （Deutsche Pfandbriefbank AG）

　ミュンヘン近郊のガルヒングに拠点を置くドイツの金融機関のひとつで、不動産融資と公共投資融資を専門とするドイツの銀行。

　ドイツファンドブリーフバンクは、 2020 年 6 月 22 日よりSDAXのメンバーとなった。

　1869 年 4 月 12 日に設立した金融機関

　　　バイエルン ハンデルスバンク AG

で、その後に初代 HVB リアル エステート バンク AG、ハイポ リアル エステート バンク AG と改名した。

　2001 年以降ニュルンベルガー クレジットバンク AG と南ドイツ ボーデンクレジットバンク AG が合併して設立され、Hypo Real Estate Bank International AG (以前は Württembergische Bankenbank AG に改名) を買収して合併後

　　　Depfa Bank

は買収した DEPFA グループから

　　　Hypo Real Estate Bank AG

に合併されました。

　なお、Hypo Real Estate Bank AG は 2009 年に Deutsche Pfandbriefbank AG に改名した。

　バイエルン・ハンデルス銀行に改名されたドイチェ・ファンドブリーフバンク AG は、ドイツで現存する最も古い銀行の 1 つでもある。

　2007年からの金融危機における国家救済の後、ハイポ リアル エステート ホールディング AG は、EU 委員会の命令により、2015 年までにドイツファンドブリーフバンクを民営化する必要があった。

　pbbのフランクフルト証券取引所でのIPO は2015 年 7 月 16 日に行われた。

　数日後、資産運用会社のメインファーストはpbb株の 5.1 パーセントの株式を、ランカスター インベストメント マネジメントは 4.83 パーセントの株式を保有していると報告し明らかにした。

　ドイツ連邦共和国は、2018年5月にこのシェアが 3.5 パーセントに減額されるまで、救済措置に伴う資金投入などの担保として HREを通じて 20 パーセントを保有する最大の個人株主であった。（護送船団方式の日本の金融措置が、単に資金を金融機関にくれてやるような不合理な合併措置の圧力など不透明な金融行政が見られ、日銀の異次元の金融政策同様に国際資本の言うがままの愚かな取り扱いを未だ続けているのとは大きな差がある）

　2021年8月、連邦政府の保有株の残り3.5パーセントを低価格で売却すると発表した。

　預金取引（定期預金および翌日物預金）およびファンドブリーフの発行を通じて、自ら借り換えを行っている。