ワシントンの連邦高裁はトランプ前米大統領が2020年大統領選の結果を覆そうとしたとして起訴された問題を巡り、トランプ氏による
免責特権の訴え
を退けた。
11月の大統領選の前に公判が開かれる可能性に一歩近づいた。
免責特権の訴え
を退けた。
11月の大統領選の前に公判が開かれる可能性に一歩近づいた。
今回の判断は、高裁のパネルを構成する判事3人の全会一致の判断だ。
トランプ氏は、20年大統領選の結果を覆そうと共謀したとしてスミス特別検察官に起訴された。
トランプ氏は、20年大統領選の結果を覆そうと共謀したとしてスミス特別検察官に起訴された。
現在、24年大統領選の共和党候補指名レースで先頭を走るトランプ氏は、選挙運動中に犯罪行為で裁判を受ける初の有力候補者となる可能性が高い。
なお、高裁の判断を巡り、トランプ氏は12日まで連邦最高裁に上告することが可能という。