ドイツ銀行の為替調査部門グローバル責任者
ジョージ・サラベロス氏
は「米大統領選を背景に、ドルに対しては安全通貨としてのプレミアムが上昇する可能性が高く、これが今年ドルを押し上げている」と指摘した。
ユーロは対ドルで現在の1ユーロ=1.08ドル前後から同1.05ドルに下落すると同氏は予想している。
ジョージ・サラベロス氏
は「米大統領選を背景に、ドルに対しては安全通貨としてのプレミアムが上昇する可能性が高く、これが今年ドルを押し上げている」と指摘した。
ユーロは対ドルで現在の1ユーロ=1.08ドル前後から同1.05ドルに下落すると同氏は予想している。
これまではFOMCとECBによる利下げ観測が世界的に市場を動かす主な要因として挙げられ、ECBがより早く、より大幅な利下げを行うとの見方がドルを押し上げてきた。
だが、市場の関心はここにきて、トランプ氏が大統領に返り咲いた場合の外交・貿易政策に向かっており、これは「ドルにとって極めてプラス」だと述べた。