米国ボストンを拠点とする銀行持ち株会社
ブルックライン・バンコープ
のカール・カールソン共同社長兼最高財務責任者(CFO)メディアの取材で、同社が急きょ、短期資金を借り入れなければならなくなった場合、「それは金融システムおよび個々の銀行にとってのセーフティーネットだ」と指摘した。一連の選択肢があるが、比較的低利の調達先であっても、同社が忌避するのは連邦準備制度の連銀窓口貸出制度と続けた。
ブルックライン・バンコープ
のカール・カールソン共同社長兼最高財務責任者(CFO)メディアの取材で、同社が急きょ、短期資金を借り入れなければならなくなった場合、「それは金融システムおよび個々の銀行にとってのセーフティーネットだ」と指摘した。一連の選択肢があるが、比較的低利の調達先であっても、同社が忌避するのは連邦準備制度の連銀窓口貸出制度と続けた。
ただ、連銀窓口貸出制度の利用は、問題を抱えているシグナルと受け止められかねず、その利用には「間違いなく汚名が伴う」と話した。
米国金融規制当局はこうした発言に代表される現状を変えたいと考えているようで連邦準備制度は約100年前、連銀窓口での通常の借り入れを思いとどまらせるよう努めていたが、今では日常的な流動性の調達先として銀行に利用を促す取り組みを進めているという。