中国の大手マクロヘッジファンド会社
上海半夏投資管理中心
の創業者
李蓓氏
は自身の旗艦ファンド
半夏マクロファンド
の運用成績が悪く、資産の4分の1もの価値を失ったことを受けについて、中国経済の急速な景気回復を見込む誤った判断をしたことが原因だと公に認めた。
上海半夏投資管理中心
の創業者
李蓓氏
は自身の旗艦ファンド
半夏マクロファンド
の運用成績が悪く、資産の4分の1もの価値を失ったことを受けについて、中国経済の急速な景気回復を見込む誤った判断をしたことが原因だと公に認めた。
李氏はこの旗艦ファンドについて、今年は中国株のベンチマークをアウトパフォームしているが、昨年半ばのピークからは最大で25%のドローダウン(目減り)をなお記録しており、自分のキャリアで最悪だったと、ソーシャルメディアの微信(ウィーチャット)に23日投稿した。
同氏は「迅速な勝利を想定するという間違いを犯した」と説明した。
中国が講じた景気低迷への政策対応は、その強度において自身の期待に満たなかったと付け加えた。
中国が講じた景気低迷への政策対応は、その強度において自身の期待に満たなかったと付け加えた。
昨年10−12月(第4四半期)には政府の不動産政策を楽観して、一連の措置で住宅危機は食い止められると期待していたという。
しかし、中国政府による財政・金融支援はその後鈍化し、中国の「不動産政策は実施された強度と実行スピードの両面で、予想を著しく下回った」と続けた。
しかし、中国政府による財政・金融支援はその後鈍化し、中国の「不動産政策は実施された強度と実行スピードの両面で、予想を著しく下回った」と続けた。
ひとこと
中国の習近平政権を批判するような発言にも捉えられかねないリスクがあるようにも見える。