当ブログ内の情報はあくまでも参考情報です。投資にあたっての判断は投資する人の自己責任でお願いします。
当ブログでは、一切の責任を負いませんでご了承下さい。

マーケット出来事貴金属とレアメタル宝石と宝飾品貴金属の取引方法貴金属取扱会社

2024年01月24日

中国の独裁政治では政敵を排除した今は株式の底座支えも限定的


 米株式市場に上場する中国企業で構成するナスダック・ゴールデン・ドラゴン・チャイナ指数は、ニューヨーク時間23日午前の取引では一時6.3%高と、日中としては昨年7月以来の大幅上昇となった。

 中国の電子商取引最大手アリババ・グループの米国預託証券(ADR)が8%余り上昇し、同指数を押し上げている。

 中国は過去に株式相場の下落を抑え込もうと政治資源を投入しながら、成功した実績はほとんどないこともあり、投資家が不信感を募らせるのはいたしがたない。

 2015年の下落時には
   中国国家ファンド
が夏季に2400億ドル相当を投じたと伝えられたが、買いが一巡すると株価は再び下落した。 

 昨年の急落では、株取引の印紙税減税や政府系ファンドによる上場投資信託(ETF)購入など、相場を反転させようとさまざまな取り組みが行われたが裏付けがない信用の捏造ともいえるため値を消すのも当然の話しだ。

 一部の仕組み商品では損切りの強制売りが発動するなど、テクニカル要因も下落圧力を強めた。
 また、新年にかけて売りが加速した。

 中国当局は市場に資金を投じることに積極的に外形的には見える。
 しかし、習近平の政敵でも有る共青同、テクノクラートから権力を高める期間に経済力を奪取したため、経済問題が放置されてしまうこととなり、せいぜい弱気相場の一時的な上昇にとどまり、トレーダーはますます売りの姿勢を強めるだけだということを、現状では示唆している。

  
posted by まねきねこ at 13:00| 愛知 ☁| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: