福岡県柳川市の「ハリウッドワールド美容専門学校」で昨年5月、バーベキューの火が燃え移って男子学生4人が死傷した事故で、県警は19日、同校の古賀英次理事長(64)と職員の男2人を
業務上過失致死傷容疑
で福岡地検に書類送検した。
県警によれば、3人は昨年5月24日、学校行事として校内でバーベキューを行った際、火が付いた炭を置いたこんろに
手指消毒用のアルコール
を注ぎ、燃え上がった炎で柳沢禅さん(当時18歳、柳川市三橋町)をやけどによる
多臓器不全
で死亡させ、他の学生3人(同18〜20歳)に1週間から3か月のやけどを負わせた疑い。
会場で安全管理の責任者だった古賀容疑者がアルコールの使用を決定し、職員(23)がこんろに注ぎ、別の職員(54)も制止しなかったという。
県警は3人の認否を明らかにしていないが、使用を決定していなければ、職員が勝手に注いだことになるため、古賀容疑者は送致対象にはならない。制止なかった人人の責任範囲が不明で制止義務があったのかどうか?
事故を巡っては、同校が設置した第三者委員会が原因調査と再発防止策の検討を行っているという。
古賀郁学園長は取材に「事故後、学生が動揺せずに勉強できるよう取り組んできた。第三者委の今後の推移を見守りたい」と話した。
(消防法?)安遠管理者の研修を受けていたのか?、受けていたとしても安全管理者としての知識や能力があったのかも疑問。