1月の米ミシガン大学消費者調査(速報値)では、マインド指数が
78.8
と9.1ポイント上昇し、前月比での上昇幅としては2005年以来最大となった。
78.8
と9.1ポイント上昇し、前月比での上昇幅としては2005年以来最大となった。
また、市場予想も大幅に上回った。
1年先のインフレ期待は2.9%(前月は3.1%)に低下し、3年ぶりの低水準となった。
1年先のインフレ期待は2.9%(前月は3.1%)に低下し、3年ぶりの低水準となった。
なお、市場予想は3.1%だった。
5−10年先のインフレ期待は2.8%(前月は2.9%)に低下し、4カ月ぶり低水準だった。
5−10年先のインフレ期待は2.8%(前月は2.9%)に低下し、4カ月ぶり低水準だった。
なお、市場予想は3.0%だった。
今回の調査では年齢や所得、支持政党などに関係なく改善が見られた。
消費者の間で幅広く楽観が強まっていることが示されており、大統領選挙に影響を与える数値となったようだ。
また、少なくともインフレと同ペースで所得が伸びると予想した家庭は半数余りに上り、全体における割合としては2021年半ば以来最大となった。
消費者の間で幅広く楽観が強まっていることが示されており、大統領選挙に影響を与える数値となったようだ。
また、少なくともインフレと同ペースで所得が伸びると予想した家庭は半数余りに上り、全体における割合としては2021年半ば以来最大となった。
株式市場に対しては、ここ2年余りで最も明るい見通しが示された。
現在の家計に関する認識は2年ぶり高水準で、将来については2021年以来の高い水準となった。
耐久財の購買環境に関する指数はほぼ3年ぶりの高水準を示した。
耐久財の購買環境に関する指数はほぼ3年ぶりの高水準を示した。
現況指数は10ポイント上昇して83.3。期待指数は75.9に上げた。
両指数とも、2021年以来の高水準。
両指数とも、2021年以来の高水準。