今週の起債総額は3行の参加により500億ドル近くに膨らんだ。
決算発表後に地銀が大手銀行と共に社債発行レースを繰り広げており、残り2週間弱となった今月の米投資適格債の発行は、1月としては既に過去2番目の活況を呈している。
決算発表後に地銀が大手銀行と共に社債発行レースを繰り広げており、残り2週間弱となった今月の米投資適格債の発行は、1月としては既に過去2番目の活況を呈している。
BofAは上位無担保固定・変動利付き債を50億ドル相当を起債した。
この事情に詳しい関係者によれば、米国債に対する利回り上乗せ幅(スプレッド)は133ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)で、参考条件は約155bpだった。
この事情に詳しい関係者によれば、米国債に対する利回り上乗せ幅(スプレッド)は133ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)で、参考条件は約155bpだった。
BofAとUSバンコープ、シチズンズのディールの詳細はすべて事情に詳しい関係者の話に基づく情報に基づき報道したもので、関係者は公に語る権限がないことを理由に匿名を条件に明らかにしたとのこと。
この関係者によると、USバンコープは2本立てで計35億ドルを起債したもので、年限最長の11年債利回りの米国債に対するスプレッドは153bpで、投資家には当初約180bpの参考条件が提示されていた。
また、シチズンズは固定・変動金利債12億5000万ドルを起債し、利回りの米国債に対するスプレッドは180bpで、当初の参考条件210bp前後だった。
今週は16日にJPモルガン・チェースとウェルズ・ファーゴ、モルガン・スタンレーが計約230億ドルを起債しており、17日にはPNCファイナンシャル・サービシズ・グループの25億ドルのディールが続くなど米国記入大手による起債が活発化している。
ひとこと
こうした大手金融機関の主要株主が関係する企業群が円安・低金利の状況を利用し日本の5大商社の株式を10%以上保有するなど、愚かな金に卑しい政治家が何も対策せず放置したままで中小企業を支援するなどという題目を掲げている中、無能な日銀の異次元の金融政策で内部留保している資産の吐き出しが行われる動きが加速し、輸入物価の上昇で内部に溜め込んだ資産の劣化が起きており、この先、円高・金利上昇の奥の手を使うこともせずに、手足を縛ったままでは日本全体が貧しくなっていく流れが加速するが、こうした情報の報道すらせず、世界の常識などと腐った思考を植え付けるなどの行為が多いマスコミの存在価値は更に酷くなっている。