1月のニューヨーク連銀製造業景況指数は
マイナス43.7
と前月(マイナス14.5)から29.2ポイントを大幅に低下し、2020年5月以来の低水準となった。
エコノミスト予想はマイナス5と乖離が大きかった。
受注と出荷の落ち込みが響いたという。
マイナス43.7
と前月(マイナス14.5)から29.2ポイントを大幅に低下し、2020年5月以来の低水準となった。
エコノミスト予想はマイナス5と乖離が大きかった。
受注と出荷の落ち込みが響いたという。
これは全米で製造業者が低迷にあえいでいる状況と整合する内容となる。
新規受注の指数は38ポイント余り低下してマイナス49.4と、2020年4月以来の低水準となった。
出荷の指数は昨年8月以来の大幅な落ち込みで、従業員数の指数はマイナス幅が縮小した。
6カ月先の景況見通し指数は3カ月ぶりの高水準に上昇した。
製造業が弱い水準で安定することを示唆したうえ、設備投資の見通しを示す指標では昨年4月以来の高水準に上昇し、投資の持ち直しを示した。
製造業が弱い水準で安定することを示唆したうえ、設備投資の見通しを示す指標では昨年4月以来の高水準に上昇し、投資の持ち直しを示した。
仕入れ価格の指数は3カ月ぶりの高水準となった一方で、販売価格の指数は前月に比べて若干鈍化した。
NY連銀製造業景況指数は過去2年余り毎月の変動が大きく、昨年7月以降は拡大と縮小の間を行き来していた。
米供給管理協会(ISM)が先に発表した昨年12月の製造業総合景況指数は、14カ月連続で縮小圏にとどまった。
米供給管理協会(ISM)が先に発表した昨年12月の製造業総合景況指数は、14カ月連続で縮小圏にとどまった。