国民党の侯氏は14日夜、台湾総統選挙における頼清徳氏の勝利をたたえるとともに、有権者を失望させたと謝罪した。
選挙で侯氏は当選すれば中国との対話を再開させる方針を示していた。
選挙で侯氏は当選すれば中国との対話を再開させる方針を示していた。
ただ、立法院(議会)選挙では中国政府から政治資金を得ているとも言われる民衆党が8議席を獲得、国民党も議席を増やし、民進党は過半数を維持できなかった為、国会運営は茨の道になりそうだ。
日本の外務省は13日夜、台湾総統選の結果について外相談話を発表した。
民主的な選挙の円滑な実施と頼氏の当選に祝意を表した。
民主的な選挙の円滑な実施と頼氏の当選に祝意を表した。
談話では、台湾は日本にとって「基本的価値を共有し、緊密な経済関係と人的往来を有する極めて重要なパートナーであり、大切な友人だ」と指摘したうえ「政府としては、台湾との関係を非政府間の実務関係として維持していくとの立場を踏まえ、日台間の協力と交流のさらなる深化を図っていく考え」だと表明した。
さらに、台湾を巡る問題が対話により平和的に解決され、地域の平和と安定に寄与することを期待するとした。
さらに、台湾を巡る問題が対話により平和的に解決され、地域の平和と安定に寄与することを期待するとした。