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2024年01月11日

アレスが史上最大規模(約3兆2000億円)のダイレクトレンディング・ファンドを準備


 米国資産運用会社
   アレス・マネジメント
は、200億ユーロ(約3兆2000億円)を超える史上最大の
   ダイレクトレンディング(直接融資)ファンド
を準備していることが、この事情に詳しい関係者がメディアに明らかにした。

 この関係者によると、アレスは投資家から少なくとも150億ユーロを調達する計画しており、それに加えて約50億ユーロのレバレッジを活用する見込みだという。

 マイク・アロゲティ最高経営責任者(CEO)は昨年10月の決算説明会で、アレスは年末までに新ファンド
   「アレス・キャピタル・ヨーロッパY」
に対して110億ユーロ相当のコミットメントを得る見込みだと述べていた。
 
 欧州クレジット部門の共同責任者である
   ブレア・ジェイコブソン
   マイケル・デニス
の両氏が共同でこのファンドを運営するとしている。

 欧州では最近、アレスが英国の個人保険会社2社の合併を支援するため、約10億ポンド(約1850億円)の直接融資を行った。
 
 また、スポーツ案件にも関心があり、昨年はサッカーのイングランド・プレミアリーグのチーム、
   チェルシーFC
に5億ポンドを提供した。

 1兆6000億ドル(約232兆円)規模の
   プライベートクレジット市場
では、レバレッジドバイアウトのための伝統的な貸し手である
   投資銀行
が金利上昇期に融資に慎重になった。
 
 このため、ダイレクトレンディング(直接融資)ファンドによる融資がここ数年で急速に拡大した。
 なお、景気減速が懸念される中、新規案件への取り組みに慎重な銀行も多い。

 多くの企業がプライベートクレジット・チームを立ち上げ、このブームに乗ろうとしている。
 ただ、市場の成長をけん引しているのは、アレスHPSインベストメント・パートナーズブラックストーンといった一握りの大手となっている。

 業界調査会社プレキンのデータでは、欧州での融資機会を狙うアレスの新ファンドは、過去最大のダイレクトレンディング・ファンドになる見込みという。


posted by まねきねこ at 07:00| 愛知 ☁| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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