ニューヨーク金相場は下落。
トレーダーは米金融政策の見通しに関する手掛かりを得ようと、今週発表の米インフレ統計に注目している。金価格は通常は金利と逆相関の関係にあり、金利が低下すると上昇する傾向にある。
積極的な米利上げの局面が終了したとの観測から、金価格は昨年12月中旬以降1オンス=2000ドル台を維持してきた。金相場を動かす次の主要材料は、11日に発表される12月米消費者物価指数(CPI)となる可能性がある。
ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は前営業日比16.30ドル(0.8%)安の2033.50ドルで終了した。