サウジのエネルギー担当国務相であるアブドルアジズ王子は24日、クウェートを訪れ、同国首長と「クウェートとサウジアラビア両国間の中立地帯での原油生産再開」に向けて会談した。
国営クウェート通信(KUNA)によると。クウェート政府の報道官は「技術的な作業が全て完了した」後に生産再開する動きとして、両国は協議を続けると明らかにしたことを報じた。
中立地帯を巡っては、2014年と15年に両国の対立が悪化していた。
それ以来、同地帯での原油生産は止まっている。
同中間地帯の生産再開ができれば、石油輸出国機構(OPEC)加盟国のエクアドルに匹敵する日量約50万バレルが生産される。