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2024年01月09日

需給軟化を反映し、サウジがアジア向け原油販売価格を大幅引き下げ

 
 サウジアラビアはアジアを含め、全ての地域の顧客向けに出荷する2月の原油価格を引き下げる。
 また、欧州北西部と地中海沿岸、北米向けも値下げする。
  
 アジア向けの大幅値下げにより、主要市場である同地域で
   現物需給が軟化する兆し
が強まる。
 
 
 サウジの国営石油会社サウジアラムコは、アジア向けアラビアン・ライトの2月積み原油公式販売価格(OSP)を
   1バレル当たり2ドル引き下げ
たうえ、中東産原油の指標価格を同1.50ドル上回る水準に設定した。
 この値下げ幅は市況調査した精製業者やトレーダーの予想(1.25ドル)を大きく上回り、2021年11月以降で最も低い水準となる。
 
 
ひとこと
 
 中国経済の悪化に伴う消費の縮小や価格上昇に伴うシェールガス等の開発の拡大で生産量がOPEC加盟国以外でも増加しているため、サウジも消費地を確保しつなぎとめる動きをしているのだろう。
 
 日本政府はいつまでも欧米乗り券のひとつでしかない1世代のポンコツ原子炉の稼働を停止させ、日本の東芝などが保有している3.5世代の原子炉に入れ替え、国内で手当可能な低質のウランを最大限利用できる取り組みを行うべきだ。
 また、高濃度ペレットを利用した原子炉では数年に1度原子炉のペレットの入れ替えなどの定検工事が必要であり、この工事に伴い稼働を止めている。
 
 3.5世代では原子炉内保管の低質ウランがほぼ100%燃焼でき、一度セットすれば全量消費まで稼働し続けることも可能で、大幅な費用の低下が出来る事になり、ウィンウィンの関係が講じられる。
 
 
posted by まねきねこ at 05:00| 愛知 ☀| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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