中国株の60%近い下げは買いシグナルだと、一部の投資家は受け止めている。
最新のブルームバーグ「マーケッツ・ライブ(MLIV)パルス」調査によると、回答者417人のほぼ3分の1が今後1年間に中国投資を増やすと答えている。
2023年8月の同様の調査ではわずか19%だった。
現在、中国株の保有縮小を見込んでいるのは回答者の5分の1に過ぎない。
2023年8月の同様の調査ではわずか19%だった。
現在、中国株の保有縮小を見込んでいるのは回答者の5分の1に過ぎない。
MSCI中国指数によれば、中国株は21年初頭にピークを付けた後60%近く下落し、弱気相場に陥っている。
この下落は不動産債務危機や消費者心理の悪化、中国の景気減速を反映している。
利益と比較した現在の中国株は、世界で最も割安な部類に入る。
この下落は不動産債務危機や消費者心理の悪化、中国の景気減速を反映している。
利益と比較した現在の中国株は、世界で最も割安な部類に入る。
中国への賭けは相応のリスクを伴う。同国の不動産セクターは依然として低迷しており、経済全体の信頼感に重しとなっている。
MLIVEパルス調査によると、24年の中国では不動産セクターが問題を引き起こす最大の源になると予想されている。
この他にも消費者信頼感の目に見える改善や、米国との地政学的緊張の軟化などが手掛かりとなる可能性がある。
ブルームバーグの読者を対象としたMLIVパルス調査は、MLIVブログを運営しているブルームバーグの「マーケッツ・ライブ」チームによって23年最後の2週間に実施された。