マレーシアで発行されている英字新聞で現在も発行されているマレーシアでもっとも古い新聞
ニュー・ストレーツ・タイムズ紙
によると、マレーシア銀行最大手マラヤン・バンキング(メイバンク)に預金口座を持つ人材会社の取締役で共同創設者
ハフィッザ・アブドラさん
が先月末、口座を確認したところ残高が
4億400万リンギット(約127億円)余り
に増えていることに気付いたという話を報道した。
が先月末、口座を確認したところ残高が
4億400万リンギット(約127億円)余り
に増えていることに気付いたという話を報道した。
マレーシアでは平均世帯収入が年間2万2000ドル(約320万円)程度であるため、これは夢のような大金となる。
ただ、アブドラさんは口座にアクセスできなかった。
アブドラさんは、面白さと腹立たしさが入り交じった気持ちを発散するために11月29日、リンクトインにアクセスし情報を拡散させた。
「親愛なるメイバンクへ」と書き始め、「忘れられない経験をありがとう」と記述した。
口座の不具合はアブドラさんにとって「誰も笑えない間違いの喜劇」であり、メイバンクの支店に出向くか、カスタマーサービスに電話がつながるまで長時間待たされる問題になっていると説明した。
口座の不具合はアブドラさんにとって「誰も笑えない間違いの喜劇」であり、メイバンクの支店に出向くか、カスタマーサービスに電話がつながるまで長時間待たされる問題になっていると説明した。
さらに「お金で幸せは買えないというが、メイバンクは不満を買う方法を知っている」と続けた。
不満やジョーク、そして祝福の声が殺到する中、同行のカスタマーサービス責任者もリンクトインにコメントを寄せ、アブドラさんと話して彼女が口座にアクセスできるようになったと明らかにした。
メイバンクは1日、問題は解決済みだと発表した。
同行の広報担当者は電子メールで「システム全体の問題ではなく、顧客口座への不正アクセスはない」と言い訳をしている。
同行の広報担当者は電子メールで「システム全体の問題ではなく、顧客口座への不正アクセスはない」と言い訳をしている。
ひとこと
他人の金が誤って振り込まれ、通帳が封鎖されたことは問題だろう。
誤って振り込まれた金額のみが封鎖されれば山口などで起こった事件には置きない。
逆に口座全体が封鎖されると、必要なお金が利用できなくなり問題が大きい。