東京外国為替市場の円相場は29日、一時1ドル=146円台後半まで上昇し、2カ月半ぶり高値を付けた。
米国の利上げ打ち止めと早期利下げ観測から米金利低下・ドル安が進んでいるほか、月末に向けて円買い需要が高まった。
米国の利上げ打ち止めと早期利下げ観測から米金利低下・ドル安が進んでいるほか、月末に向けて円買い需要が高まった。
円は一時146円67銭と9月12日以来の水準まで上昇していた。
金融政策見通しに対する感応度の高い米2年国債利回りは時間外取引で4.67%程度と7月以来の水準に低下した。
米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事が28日に金融政策について「好位置にあるとの確信を強めている」と発言し、金利スワップ市場は来年5月の利下げを完全に織り込んだ。
米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事が28日に金融政策について「好位置にあるとの確信を強めている」と発言し、金利スワップ市場は来年5月の利下げを完全に織り込んだ。