原油相場は薄商いの中、日中は方向感に乏しい展開となり、取引終盤に下げ幅を拡大し続落した。
石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」は、会合の延期を余儀なくされる原因となった
生産枠を巡る対立
の解消に努めているが、原油収入が国家財政の基幹となっている事情がある国もあり妥結するには、好条件の提供がサウジなどができるかどうかだ。
石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」は、会合の延期を余儀なくされる原因となった
生産枠を巡る対立
の解消に努めているが、原油収入が国家財政の基幹となっている事情がある国もあり妥結するには、好条件の提供がサウジなどができるかどうかだ。
参加国の代表がメディアの取材で明らかにしたところによれば、OPECプラスはアンゴラとナイジェリア向けに設定された2024年の生産目標を微調整し、ここ最近両国が表明した不安を和らげようと水面下の取引が行われている。
一方、イスラム組織ハマスは、イスラエルとの4日間の戦闘休止合意の下、パレスチナ自治区ガザで拘束していた人質24人を解放した。
これを受けて戦争絡みのリスクプレミアムが縮小しているがリスクオフの時間が継続できるかどうかた。
これを受けて戦争絡みのリスクプレミアムが縮小しているがリスクオフの時間が継続できるかどうかた。
原油の国際指標となる北海ブレント先物1月限は
1バレル=80.58ドル
と前日比84セント(1%)安で引けた。
なお、商いは薄く、日中は2ドルの幅で推移していた。
また、ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)1月限は前営業日比1.56ドル(2%)下げて75.54ドルで終了した。
1バレル=80.58ドル
と前日比84セント(1%)安で引けた。
なお、商いは薄く、日中は2ドルの幅で推移していた。
また、ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)1月限は前営業日比1.56ドル(2%)下げて75.54ドルで終了した。