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2023年11月05日

米国雇用統計で失業率が上昇しび鈍化、広範囲の業種で減速する状況


 10月の米国雇用統計で非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)が
   前月比+15万人
の増加で増雇用者数は予想以上に伸びが鈍化し、失業率はほぼ2年ぶりの高水準となった。
 エコノミスト予想では18万人増だった。
 なお、前月は29万7000人増(速報値33万6000人増)に下方修正された。 

 労働者への需要後退は賃金の伸びを下押しした。
 平均時給は前月比0.2%上昇となり、前年同月比では4.1%上昇だった。
 2021年半ば以降で最も小幅な伸びとなった。

 労働力人口の大半を占める非管理職の賃金は2カ月連続で0.3%増となった。

 最近の傾向とは異なり、労働参加率(就業者および求職者の合計である労働力人口の生産年齢人口に占める割合)は労働供給の減少を受けて62.7%に低下した。25−54歳の労働参加率は男性が主導する格好で、半年ぶりの水準に落ち込んだ。


 過去1年の労働供給の改善と労働需要の緩和により、雇用市場は緩やかに正常化してきたが、今回の統計はやや亀裂が生じ始めていることを示唆し、労働者に対する雇用主の旺盛な需要が冷え込みつつある兆候を示した。

 最も顕著なのが失業率の上昇で、これまで雇用主が総じて回避してきた
   レイオフが増加
していることがうかがえる。

 家計調査によると、職を失った、または臨時雇用を終えた人が20万人余り増加し、10月の失業率は3.9%で、市場予想は3.8%だった。

 業種別ではヘルスケアと社会扶助、政府部門が雇用の伸びをけん引した。
 その他の業種は低い伸びまたはマイナスとなった。

 製造業の雇用は3万5000人減少したが、これは主に全米自動車労組(UAW)のストライキを反映した。ただ、労使協議はその後、暫定合意に至っているため、打撃は一時的なものになると予想される。

 個人消費と経済全般を支える
   雇用市場の軟化
が続けば、米国経済がリセッションに陥ることなく、高金利による逆風を乗り切れるのかとの懸念が高まるだろう。
 

 
posted by まねきねこ at 08:00| 愛知 🌁| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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