シカゴ連銀総裁が米国はリセッションを回避できるとなおも期待

　米シカゴ地区連銀の
　　　グールズビー総裁
は19日、ウィスコンシン州マディソンの講演で「インフレ率を５ポイント余り低下させるためには、大幅なリセッションは避けられないという考え方が広く受け入れられている」と発言し、「今のところ、そのようなリセッションは起こっていない。それは完全に回避できると私はまだ期待している」続けた。
　
　過去18カ月の急速かつ大幅な利上げにもかかわらず、米国はリセッションを回避できるとの期待を示したうえ、米金融当局はインフレ率が２％目標に低下する軌道を進み、インフレ期待の安定推移を確実にする必要があると指摘した。

　なお、グールズビー総裁は今年の連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）で議決権を有している。

　
　
ひとこと
　
　市場参加者の思考が同じであればの話だろう。

　チキンレース化すれば話は別だ。