ニューヨーク原油先物相場は続落した。
一時は上昇していたが、米国株の下げに連られるなどして下落に転じた。
一時は上昇していたが、米国株の下げに連られるなどして下落に転じた。
ただ、7−9月期は四半期として2022年1−3月期以来の大幅上昇となった。
石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」による供給削減や、米オクラホマ州クッシング貯蔵施設の原油在庫が極めて低い水準に落ち込んでいることが背景。
石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」による供給削減や、米オクラホマ州クッシング貯蔵施設の原油在庫が極めて低い水準に落ち込んでいることが背景。
29日の石油業界データによれば、ロシアは来月に同国西部の主要港から輸出するディーゼル油をほぼゼロとする計画を明らかにした。
ロシアは国内の燃料価格高騰を抑えるため、ガソリンとディーゼル油の国外販売を既に禁止している。
ロシアは国内の燃料価格高騰を抑えるため、ガソリンとディーゼル油の国外販売を既に禁止している。
この報道を受け、欧州のディーゼル油価格は急騰し、一時1トン当たり1000ドルの節目を上回った。
しかし、ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限では前日比92セント(1%)安の1バレル=90.79ドルで終了した。
北海ブレント11月限は7セント安の95.31ドルだった。
11月限はこの日が最終取引日で12月限は90セント安の92.20ドルと売られた。
11月限はこの日が最終取引日で12月限は90セント安の92.20ドルと売られた。