米国議会下院は9月30日午後、超党派で短期の歳出法案を可決した。
連邦政府機関の閉鎖回避に向け、議会が土壇場で動いたようだ。
連邦政府機関の閉鎖回避に向け、議会が土壇場で動いたようだ。
下院での採決結果は賛成335票、反対91票で民主党議員209人、共和党議員126人が賛成票を投じた。
法案は上院へ送られ、そこで手続き上のハードルを引き上げる動きがなければ、期限である30日深夜の前、あるいはそのすぐ後に上院での採決が行われる可能性がある。
マッカーシー下院議長(共和)は11月17日まで政府機関の閉鎖回避を可能にする予算案を提示した。
ただし、災害対策関連の160億ドル(約2兆3900億円)は含まれるが、ウクライナ支援は盛り込まなかった。
ウクライナ支援の予算措置を支持する両党議員は、それについては別途処理できるとの考えも示している。
ただし、災害対策関連の160億ドル(約2兆3900億円)は含まれるが、ウクライナ支援は盛り込まなかった。
ウクライナ支援の予算措置を支持する両党議員は、それについては別途処理できるとの考えも示している。
共和党のマコネル上院院内総務は「閉鎖を実際に回避できるかもしれないという希望が膨らんでいる」とメディアに語った。
ホワイトハウスの当局者も匿名を条件に、バイデン政権はウクライナ支援については別の法案で対応すると見込んでいると明らかにした。