ソフトウエア大手の米マイクロソフトは
ビデオゲーム事業
に関する機密情報を連邦裁判所のウェブサイトに誤ってアップロードしたと、この事情に詳しい関係者と米連邦取引委員会(FTC)担当者が明らかにした。
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に関する機密情報を連邦裁判所のウェブサイトに誤ってアップロードしたと、この事情に詳しい関係者と米連邦取引委員会(FTC)担当者が明らかにした。
FTCの広報担当ディレクターはソーシャルメディアのX(旧ツイッター)に「マイクロソフトのゲームとコンソールに関する計画が裁判所のウェブサイトにアップロードされたのは、FTCの責任ではない」と投稿して明らかにした。
FTCは690億ドル(約10兆1900億円)規模のアクティビジョン・ブリザード買収を阻止しようとマイクロソフトに対して訴訟を起こしており、18日にアップロードされた文書はこの反トラスト訴訟の証拠文書だった。
この文書には家庭用ゲーム機「Xbox」の新型機投入計画や未発表のゲームプロジェクトのほか、過去に任天堂買収を検討した経緯など、部外秘の情報が記されていた。
この文書には家庭用ゲーム機「Xbox」の新型機投入計画や未発表のゲームプロジェクトのほか、過去に任天堂買収を検討した経緯など、部外秘の情報が記されていた。
ゲームの世界では、新型ゲーム機や発売予定のタイトル、買収合併に関する今後の計画は極秘扱いとなっている。
マイクロソフトによる意図せぬ情報開示は、競合相手や関連企業の強い関心を呼ぶことになる。
マイクロソフトによる意図せぬ情報開示は、競合相手や関連企業の強い関心を呼ぶことになる。
機密情報であることを理由に匿名で話した関係者は、問題の文書をアップロードしたのはマイクロソフトに責任があると述べた。