食料品配達プラットフォーム、米国企業
インスタカート
の共同創業者
アプアバ・メフタ氏
は、同社の新規株式公開(IPO)後、13億ドル(約1900億円)の資産を手にして退任する。
インスタカート
の共同創業者
アプアバ・メフタ氏
は、同社の新規株式公開(IPO)後、13億ドル(約1900億円)の資産を手にして退任する。
2021年8月に最高経営責任者(CEO)を退任したメフタ氏(37)は、IPO手続きの一環として、現CEOで元メタ・プラットフォームズ幹部だった
フィジー・シモ氏
に取締役会会長の座を譲った。
これにより、2012年にメフタ氏が共同設立したインスタカートにおける11年間の在任期間が終わる。
フィジー・シモ氏
に取締役会会長の座を譲った。
これにより、2012年にメフタ氏が共同設立したインスタカートにおける11年間の在任期間が終わる。
同社はこの10年で米国最大の食料品宅配企業へと変貌を遂げた。
利益率の高い広告ビジネスに軸足を移したことで、6月末に終了した上半期の売上高は31%増の約15億ドルに達した。
利益率の高い広告ビジネスに軸足を移したことで、6月末に終了した上半期の売上高は31%増の約15億ドルに達した。
新型コロナウイルスのパンデミックの後押しを受けた2021年3月、同社はベンチャーキャピタリストによって390億ドルと評価された。
メフタ氏は10%の株式を保有していたことでに、ピーク時に同氏の資産は35億ドルと増加した。
メフタ氏は10%の株式を保有していたことでに、ピーク時に同氏の資産は35億ドルと増加した。
ただ、ウイルス感染が減少し、インフレが加速する中、同社は苦戦を強いられ、社内評価額を3回引き下げられており、昨年10月には約130億ドルまで低下した。
メープルベアとして法人化されたインスタカートは18日に1株30ドルでIPO価格を決定し、評価額は99億ドルとなった。
19日に取引が開始されると、株価は40%余り跳ね上がった。
19日に取引が開始されると、株価は40%余り跳ね上がった。
メフタ氏の13億ドルの資産には、インスタカートの10%の所有権と、同氏の新会社クラウド・ヘルス・システムズの株式が含まれている。
同社は慢性疾患への対処を目指し、メフタ氏がCEOとして率いるという。
同社は慢性疾患への対処を目指し、メフタ氏がCEOとして率いるという。
修正提出書類によると、メフタ氏は今回のIPOで2100万ドル相当の株式を売却したものの、インスタカートの個人筆頭株主であることには変わりがない。