欧州の天然ガス先物が8日に急伸した。
米国シェブロンが運営するオーストラリアの主要施設2カ所の従業員が同日、労使協議が物別れに終わったことを受け、部分的なストライキを始めた。
米国シェブロンが運営するオーストラリアの主要施設2カ所の従業員が同日、労使協議が物別れに終わったことを受け、部分的なストライキを始めた。
欧州天然ガス先物の指標、オランダTTF期近物は一時13%高となった。
部分的なストはパース時間午後1時から「ゴーゴン」、「ウィートストーン」の施設で開始した。
両施設は2022年に世界の液化天然ガス(LNG)供給の約7%を占めた。
部分的なストはパース時間午後1時から「ゴーゴン」、「ウィートストーン」の施設で開始した。
両施設は2022年に世界の液化天然ガス(LNG)供給の約7%を占めた。
労組「オフショア・アライアンス」の組合員によれば、14日からは2週間にわたり全面ストに突入する予定という。
この部分ストには作業停止や残業禁止などが含まれることから、オフショア・アライアンスは8日、シェブロンの交渉姿勢を批判し、「組合員はもうたくさんという思いだ」とフェイスブックに投稿した。