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2023年07月31日

中国経済の勢いがPMIでは7月も鈍化。中国政府は対策の方針


 中国の経済活動が7月も勢いを失った。

 製造業の購買担当者指数(PMI)が引き続き縮小を示す。
 一方で、非製造業活動の拡大ペースは予想を下回った。


 中国政府は消費の押し上げに向けた小幅な支援策を講じる方針だ。

 国家統計局が31日発表した7月の製造業PMIは49.3となった。
 6月の49からやや改善し、事前調査のエコノミスト予想(48.9)を上回ったが、活動拡大・縮小の境目である50を4カ月連続で割り込んだ。

 建設業とサービス業を対象とする非製造業PMIは51.5だった。
 なお、6月は53.2、エコノミスト予想は53だった。

 サービス業の指数は51.5と、前月の52.8から低下した。

 中国物流購買連合会の張立群アナリストは発表文で、「需要不足の問題がなお顕著だ」と指摘した。
 また、「このため、企業は生産に関して二の足を踏む状態が続いている」と分析した上で、政府投資の加速など景気対策の強化を提案した。

 投資家は中国政府による景気支援策の可能性に目を向けている。

 中国当局は消費喚起策を講じる方針を示しており、28日には家庭用品や食品、プラスチック製品、皮革などセクターを含む業種を支援する措置を発表した。

 中国の景気回復を巡る懸念は広がっており、エコノミスト調査の予想では、2023年の国内総生産(GDP)成長率見通しが5.2%へと下方修正され、政府が設定した成長率目標の5%前後に近づいている。

 7月の製造業PMIでは、新規輸出受注指数が46.3と、前月の46.4からやや低下した。
 また、雇用指数は48.1と、5カ月連続で節目の50を下回った。

 一方で、非製造業PMIの雇用指数も6月の46.8から46.6に小幅低下した。
 

    
posted by まねきねこ at 20:03| 愛知 ☁| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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