北海ブレント原油先物は先週、2カ月ぶりに1バレル=80ドルを突破した。
その背景には、需要の拡大と石油輸出国機構(OPEC)にロシアなどを加えた「OPECプラス」による減産が原油市場をようやく引き締めつつあるとの見方がある。
米国大手金融機関のシティグループの商品調査グローバル責任者
エド・モース氏
は、需給の引き締まりはうわべだけだ主張、指摘原油相場の強気派は大きな間違いを犯していると指摘した。
米国大手金融機関のシティグループの商品調査グローバル責任者
エド・モース氏
は、需給の引き締まりはうわべだけだ主張、指摘原油相場の強気派は大きな間違いを犯していると指摘した。
サウジなどの生産抑制が中国需要回復の不在を見えなくしているというのが理由だ。
「世界はまだ中国の本格的回復を待っており、欧州はリセッションにある。そして、米国がハードランディングを回避できるかもまだ分からない」と述べた。