米シティグループのストラテジスト
クリス・モンタギュー氏
らは顧客向けリポートで、6月末にかけて投資家が積み上げた米国株先物に対する強気ポジションはかなりの行き過ぎがあるように見受けられ、揺り戻しのリスクが高まっていると分析した。
クリス・モンタギュー氏
らは顧客向けリポートで、6月末にかけて投資家が積み上げた米国株先物に対する強気ポジションはかなりの行き過ぎがあるように見受けられ、揺り戻しのリスクが高まっていると分析した。
シティの3日付リポートによれば、S&P500種株価指数先物には先週、新たなロングポジションが約71億ドル(約1兆250億円)追加されたうえ、投資家には「まずまずの大きな利益」が出ていると指摘した。
モンタギュー氏は、ロングポジション全体では最近付けた過去最大を下回っているが、「相場が既にどれほど動いたかを考えると、この利益を確保するために今後1週間には巻き戻しが見られる可能性がある」と述べた。
ネットポジションはなお強気だが、警戒の兆しがすでに表れているとの見方を示し、ナスダック先物に先週流入した新たなポジションは圧倒的にショートだったと語った。
ひとこと
転換点となるかどうかで、チキンレースに入りそうだ。