世界最大の債券アクティブ運用会社、パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)の
ダニエル・アイバシン最高投資責任者(CIO)
は英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)のインタビューで、他の投資家よりも「厳しめのハードランディング」を想定していると発言した。
なお、各国・地域の中央銀行が利上げを継続する構えであることを理由に挙げた。
ダニエル・アイバシン最高投資責任者(CIO)
は英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)のインタビューで、他の投資家よりも「厳しめのハードランディング」を想定していると発言した。
なお、各国・地域の中央銀行が利上げを継続する構えであることを理由に挙げた。
また、アイバシンCIOは「さらなる引き締めへの意欲が示されれば示されるほど、利上げの遅行効果を巡る不確実性が高まり、より極端な経済見通しのリスクは大きくなる」と話した。
過去の利上げ時には、その影響が5、6四半期遅れて生じるのが「標準的」だったと解説したうえ中銀判断の質や有益な結果を導くという中銀の能力に対し、市場は依然として信頼を置き過ぎている可能性があると続けた。
ドイツの保険会社アリアンツ傘下にあるピムコは現在のところ、優良な国債や社債を選好している。