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2023年07月03日

米国債が4%の水準となれば「需要の高まりあるだろう」の予想


 米金融当局がインフレ抑制にあと何回、追加利上げしなければならないかや、当局が痛みを伴うリセッションを招かずにインフレを退治することができるかどう点への意識の強さに左右される。

 FOMCは6月の会合で、市場の大半の予想通りフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジを5−5.25%に据え置いた。
 一方では、最新の四半期経済予測で年内あと2回の追加利上げ見通しを示した。
 

 パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長率いる米金融当局による年内利下げ観測が後退し、米国債利回りは大半の年限で年初来の高水準に近づいている。

 7日に発表される6月の米雇用統計次第で投資家を米国債市場に誘い込む水準にあり、市場ウオッチャーが予想する4%に向けて、米10年債利回りが押し上げられる可能性がある。

 米債券トレーダーは波乱含みの1週間に備えた動きが出てきている。
 

 6月29日の米国債市場では、1−3月(第1四半期)の米実質GDP(国内総生産)確定値が上昇修正されたことや、米新規失業保険申請件数の大幅減少を受けて、10年債利回りは一時3.89%と、4%の大台手前まで接近した。

 今週は、雇用統計をはじめとする6月分の主要経済指標の発表が本格化し、同月13、14両日の連邦公開市場委員会(FOMC)会合の議事要旨も公表される。

 ただ、債券投資家にとって現時点で重要なのは、4%近辺の利回りが魅力的であるかどうかということだ。
 また、米金融当局がインフレを抑制することができないリスクを十分に埋め合わせるかどうかという点に意識が向いている。


   
posted by まねきねこ at 05:58| 愛知 | Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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