スイスの製薬大手、ノバルティスが開発した「キスカリ」の治験で、最も一般的な乳がんの手術を受けた患者において、腫瘍が再発するリスクを25%減らす効果が認められたという。
米国臨床腫瘍学会の年次会合で2日発表されたもの。
この治験結果によると、手術後にホルモン療法とキスカリを併用した患者のうち、10人に9人が3年間症状が再発しなかった。
なお、ホルモン療法だけを受けた患者ではこの比率は87%だったという。
この治験結果によると、手術後にホルモン療法とキスカリを併用した患者のうち、10人に9人が3年間症状が再発しなかった。
なお、ホルモン療法だけを受けた患者ではこの比率は87%だったという。
同種の乳がん治療法には米イーライ・リリーの「ベージニオ」がある。
医療アナリストはキスカリとの競合に注目している。
医療アナリストはキスカリとの競合に注目している。