クリーブランド地区連銀の
メスタ−総裁
は5日、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューでインフレ率を目標に戻すには、政策金利は「もう少し」引き上げられ、その後しばらくその水準で維持されなくてはならないと述べた。
メスタ−総裁
は5日、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューでインフレ率を目標に戻すには、政策金利は「もう少し」引き上げられ、その後しばらくその水準で維持されなくてはならないと述べた。
また、 「われわれはもちろんインフレに重点を置き、いずれは確実に2%に落ち着かせたいと考えている」と話した。
なお、5月2−3日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)について現時点で話すのは時期尚早だとも述べた。
なお、5月2−3日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)について現時点で話すのは時期尚早だとも述べた。
策金利は「今の水準からもう少し高いところへ引き上げる必要があるだろう」と指摘した。
「そしてしばらくはその水準で維持し、インフレが2%に向かって持続的な低下軌道に乗るのを確認したい」と続けた。
「そしてしばらくはその水準で維持し、インフレが2%に向かって持続的な低下軌道に乗るのを確認したい」と続けた。
とはいえ、インフレ目標を達成するまで利上げを継続するということではないとも述べた。
今年は物価圧力の抑制で「ある程度目に見える進展」を予想しており、年末までに重要物価指数が3.75%に下がるとみていると述べた。しかし目標水準に低下するのは2025年以降になるだろうと指摘した。
今年は物価圧力の抑制で「ある程度目に見える進展」を予想しており、年末までに重要物価指数が3.75%に下がるとみていると述べた。しかし目標水準に低下するのは2025年以降になるだろうと指摘した。
メスタ−総裁は今年のFOMCで議決権を有していない。インフレの長期化を予想しているため、自身の金利見通しは予想中央値をわずかに上回るという。