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2023年04月10日

クレディS買収準備UBS会長のトップシークレットで見事結実


 UBSグループのコルム・ケレハー会長は昨年4月に就任した際、前任のアクセル・ウェーバー氏が少なくとも2020年から行っていた国内同業クレディ・スイス・グループ買収の実現可能性調査を引き継いでおり、銀行業界で最大規模となる買収の合意をわずか数日でまとめた。
 しかし、そのための下準備は何年も前から行っていた。

 クレディ・スイスの顧客が数百億ドル規模の資産を同行から引き揚げる中、ケレハー氏は今年に入り古巣のモルガン・スタンレーからアドバイザーを集め緊急計画を練り始めたという。
 
 この事情に詳しい関係者がメディアの取材で明らかにした。

 このプロジェクトはトップシークレットで、モルガン・スタンレーでも同僚がチューリヒで何をしているのかを知っている者はほとんどいなかったと、関係者が匿名を条件に明らかにした。

 こうした取り組みのおかげで、3月半ばに米地銀から始まった信頼の危機がスイスに広がった時、UBSはすでに準備を整えていたという。

 3月15日にスイス国立銀行(中央銀行)がクレディ・スイスに緊急流動性を供給すると、UBSはそれまでのシミュレーションから直ちに実戦モードに切り替えた。

 UBSはモルガン・スタンレーに加え、JPモルガン・チェースからアドバイザーやバンカーを呼び寄せた。
 その一部はジェット機でチューリヒに駆け付け、機密保持契約にも署名していたという。

 その後、決定的な週末を通じて不眠不休の交渉が行われた。アドバイザーらは睡眠時間を削りシャワーも浴びずに働き続けた結果まとまった買収合意では、一部の債券を無価値にし伝統的な株主の権利も踏みにじる内容で、「大き過ぎてつぶせない」銀行への配慮が前面に出たものだったという。
 
 スイス国民は憤慨したが、大規模な世界的危機が回避された。

 クレディ・スイスの緊急買収は、既に欧州で最も健全な銀行と見なされているUBSにとって大きな利益がある。
 同時に、この評判を脅かすリスクでもある。
 
 UBSのトップにあったアイルランド人バンカーのケレハー氏(65)は危機時の合併が企業を変貌させ得ることや、変動の激しい投資銀行業務が銀行を脱線させ得ることをよく知っていた。
 

     
posted by まねきねこ at 06:00| 愛知 ☔| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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