ECBのラガルド総裁は最近の混乱が世界金融危機の再来につながり得るかとの問いに対して、「銀行セクターは2008年に比べてはるかに堅固な状態にある」と語ったうえ、ECBは経済、金融データと基調的物価の伸び、金融政策の波及状況などのデータに基づく金利決定を続けることを明らかにした。
今回の政策決定は「大多数」が支持したと総裁は説明した。
インフレ率が「高過ぎる水準に過度に長くとどまる」と見込まれる中で、ECB当局者の「インフレと闘うコミットメントは弱まっておらず、インフレ率を2%に戻すことを決意している」と表明した。
インフレ率が「高過ぎる水準に過度に長くとどまる」と見込まれる中で、ECB当局者の「インフレと闘うコミットメントは弱まっておらず、インフレ率を2%に戻すことを決意している」と表明した。
政策決定とともに公表された四半期経済予測では今年のインフレ率予想が下方修正される。
一方で、コアインフレ率予想は引き上げられた。
一方で、コアインフレ率予想は引き上げられた。
問題は、最近の銀行業界の波乱がインフレと闘うECBの足かせになるかどうかだが、いまのところは不明だ。

