SVBファイナンシャル・グループは傘下のシリコンバレー銀行(SVB)が経営破綻したのを受け、身売り先を探していると、この事情に詳しい関係者が非公開情報であることを理由にメディアの取材で匿名で明らかにした。
同関係者によると、13日までの取引完了を目指しており、検討されているのは資産の部分的売却もしくは会社全体での売却という。
SVBは10日、連邦預金保険公社(FDIC)の管理下に置かれ、過去10年余りで最大の米銀破綻となった。
SVBはゴールドマン・サックス・グループが主導するディールで総額22億5000万ドル(約3000億円)の調達を計画していたものの結局は断念したと複数の関係者が同様に明らかにした。
SVBでは他の解決策を探るのにセンタービュー・パートナーズを雇っていたともいう。
SVBでは他の解決策を探るのにセンタービュー・パートナーズを雇っていたともいう。