イスタンブールに拠点を置くカンディリ観測所によると、1回目の地震の規模はマグニチュード(M)7.7(改定)、震源はガジアンテプの近くで、震源の深さは5キロと明らかにした。
また、ポツダム地学研究ヘルムホルツセンター(GFZ)も地震の規模をM7.7とした。
また、ポツダム地学研究ヘルムホルツセンター(GFZ)も地震の規模をM7.7とした。
この地震によるトルコの負傷者数は8500人余り、シリアでは1000人に上り、キプロスやエジプトでも揺れを感じた。
当局によれば、トルコの空港少なくとも4カ所で被害が確認された。
当局によれば、トルコの空港少なくとも4カ所で被害が確認された。
エルドアン大統領は数人の閣僚を現場に急行させ、2800棟余りの建物が倒壊したと説明した。
同国では5月に選挙を控えている。
同国では5月に選挙を控えている。
トルコの国営パイプライン運営会社ボタシュによると、天然ガス輸送網の一部で被害が発生し、ガジアンテプとハタイ、カフラマンマラシュ各県への供給が停止した。
ボタシュはジェイハンへの原油輸送停止を決定した。
なお、ジェイハンへと至るパイプラインに原油漏れは今のところ検知されていない。
なお、ジェイハンへと至るパイプラインに原油漏れは今のところ検知されていない。
ジェイハンはイラク北部やアゼルバイジャン産の石油の主要積み出し港で、大半は欧州の製油業者に輸送される。
なお、1月には世界全体の供給の1%に相当する日量100万バレル以上の原油が同港から輸出された。
なお、1月には世界全体の供給の1%に相当する日量100万バレル以上の原油が同港から輸出された。
イスタンブール証券取引所は数銘柄について、大地震の影響を受けた地域での操業状況に関する発表を待つとして取引を停止した。
主要株価指数は一時4.5%下落した。
トルコ・リラはほぼ変わらずの1ドル=18.83リラのままだ。