欧州中央銀行(ECB)は2日、政策金利を0.5ポイント引き上げるとともに、3月も0.5ポイントの利上げを続ける意向を示した。
その後はインフレを抑え込むためにどこまでの利上げが必要かを検証する。
その後はインフレを抑え込むためにどこまでの利上げが必要かを検証する。
政策委員会は声明で、次回3月の政策決定会合で再び0.5ポイントの利上げを実施する「意向」だとし、それから「その後の金融政策の道筋について検証する」とした。
利上げ継続を実質的に確定すると同時に
経済環境改善
によってそれが適切と判断した場合には停止する余地も残した。
利上げ継続を実質的に確定すると同時に
経済環境改善
によってそれが適切と判断した場合には停止する余地も残した。
ECBは市場の予想通り0.5ポイントの利上げを決定し、中銀預金金利を2.5%とした。
政策金利は2008年以来の高水準に達した。
エネルギー価格は下落し、米金融当局が利上げ幅を縮小させた。
また、ECBの歴史で最も積極的な利上げサイクルはまだ終わっていないと強調した。
利上げペースが鈍化するとの観測から、ユーロ圏の債券相場は上げを広げた。
短期金融市場では3月の0.5ポイント利上げを見込むポジションが増えたものの、ピーク金利についての想定は3.5%未満に低下した。
政策金利は2008年以来の高水準に達した。
エネルギー価格は下落し、米金融当局が利上げ幅を縮小させた。
また、ECBの歴史で最も積極的な利上げサイクルはまだ終わっていないと強調した。
利上げペースが鈍化するとの観測から、ユーロ圏の債券相場は上げを広げた。
短期金融市場では3月の0.5ポイント利上げを見込むポジションが増えたものの、ピーク金利についての想定は3.5%未満に低下した。
金利動向に関する意図を明白にしたほか、ECBは5兆ユーロ(約704兆円)規模に上る債券ポートフォリオの縮小方針も明らかにした。
満期償還金の再投資をやめることで、3−6月に最大で月150億ユーロを圧縮する。
満期償還金の再投資をやめることで、3−6月に最大で月150億ユーロを圧縮する。
最近のデータはインフレの一段の鈍化や、ユーロ圏経済がリセッション(景気後退)に陥る可能性が低下したことを示唆していた。