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2023年02月04日

英年金混乱受けた停止後した農林中金がCLO購入の再開を計画?


 農林中央金庫は米欧のレバレッジドローンをパッケージ化した
   ローン担保証券(CLO)
の購入の再開を計画していることが、この事情に詳しい関係者がメディアの取材に対して明らかにした。同行は昨年
   英国の年金基金
がCLOを含む
   保有資産を投げ売り
した時に購入を停止しており、円安で含み益もあるものの、現在の持ち高や損益額を明らかにしたうえ、利益を最優先して精算すべきだろう。

 ただ、この取引については非公表だとして匿名を条件に語った。
 
 農林中金はCLOを組成するマネーマネジャーと協議しており、一時は世界最大級のCLOの買い手だった同行は、数カ月内の購入再開を考えているというが、円安の反転や金利上昇に対応した動きが最優先されれば、大きな利益が懐に入ることになるが...

 昨年後半に買い手を見つけるのに苦戦していた
   CLOマネジャー
にとってはカモネギの買い手が出てくるため朗報となるだろう。

 農林中金は最も安全な「AAA」格付けのCLOを購入する。
 
 同行の購入がCLO募集の成功の鍵となることもあり、最近の同行の不在が米国のCLO発行が2022年に約30%減少した一因だった。

 最近数週間にはJPモルガン・チェースなど複数の米銀がCLO購入を再開している。
 需要回復で今年これまでの米CLO発行は64億7000万ドル(約8400億円)と前年同期の49億ドルを上回っている。

 購入増でCLOのリスクプレミアムも縮小傾向にあるが、国際資本が跋扈する業界で思うがままに取引ができるかどうかだろう。

 米国ではAAA格のCLOが175ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)前後のプレミアムでマーケティングされているものの昨年12月には265ポイント近くとなっていた。

  
  
posted by まねきねこ at 08:00| 愛知 ☁| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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