投資家は高金利の世界に戻る用意がほとんど整っていないリスク世界にに投げ込まれる

　ナシーム・ニコラス・タレブ氏は著書「ブラック・スワン」で2008年の金融危機を予言したことで知られる。
　
　最近では「ディズニーランドは終わり、子供は学校に戻る」と投資家に警告を発した。
　また、超低金利時代が巨大な資産バブルをつくり出し、不平等を加速させたと主張したうえ投資家は高金利の世界に戻る用意がほとんど整っていないとの見解を示した。

　金融危機で緩和マネーがあふれたため、過去15年で投資家はキャッシュフローの重要性を忘れたと論じ、仮想通貨は低金利時代が続いた市場の甘さを表していると指摘したうえ「この数年、資産は恐ろしく膨張した。腫瘍のようにだ。この表現が最も適していると思う」と続けた。
　
　
ひとこと
　
　日銀の低金利で円安誘導は世界二日本国民の資産を安く売り渡し、奴隷の如き賃金の低い環境から生み出す製品を安価に提供するの等しい愚かなる行為でしかないが、いつまで黒田総裁の暴走を放置するのか疑問だ。