当ブログ内の情報はあくまでも参考情報です。投資にあたっての判断は投資する人の自己責任でお願いします。
当ブログでは、一切の責任を負いませんでご了承下さい。

マーケット出来事貴金属とレアメタル宝石と宝飾品貴金属の取引方法貴金属取扱会社

2022年12月28日

損保3社が1月1日よりロシア全海域で船舶戦争保険引き受け停止


 東京海上ホールディングス傘下の東京海上日動火災保険など国内損害保険大手3社は26日、来年1月1日からロシアの全海域で船舶保険で対象外としている
   戦争リスク
を引き受ける保険「船舶戦争保険」の提供を停止する方針を明らかにした。

 SOMPOホールディングスとMS&ADインシュアランスグループホールディングスを含めた3社のそれぞれの担当者によると
   海外の再保険会社
がロシア関連のリスクの引き受けを拒んだためと明らかにした。

 ロシアに加え、ウクライナとベラルーシの領海も対象となっている。
 なお、保険引き受け再開に向けて3社とも再保険会社に対する働き掛けを行っていくと続けた。

 ウクライナへの侵攻を受けて、ロシアからの原油輸入はゼロとなっている。
 ただ、石炭や液化天然ガスの輸入は続いている。

 国内電力・ガス会社はロシア極東の石油・天然ガス開発事業「サハリン2」からLNGを輸入しており、この保険の停止によりLNG供給が滞れば割高な代替燃料の調達を余儀なくされる可能性が高くなり、リスクを飲み込んで取引を行うかどうかだ。

  
ひとこと
 
 再保険が締結できなければ、リスクを船会社や一次保険会社が負う事になる。
 莫大なリスクを飲み込んで保険契約を結べるかどうかだ。

 ナホトカ号などの契約で再保険で莫大な支払いを強いられた日本の保険会社が倒産したことを意識すべきだろう。

     
posted by まねきねこ at 02:00| 愛知 | Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: