独Ｉｆｏ期待指数 12月もインフレピークの兆しを好感し改善

　Ｉｆｏ経済研究所が19日発表した12月の独企業期待指数は
　　　83.2（前月　80.2（改定値））
に上昇した。
　エコノミスト予想では82だった。
　現況指数も若干上昇した。

　ドイツ企業の景況感は２桁台の高いインフレ率はピークに達しつつある可能性があり、冬季の深刻なリセッションを回避できる兆候が好感され12月に３カ月連続で改善した。

　
　Ｉｆｏのクレメンス・フュースト所長は発表文で「ドイツ経済のセンチメントは大幅に明るくなった」と指摘した。
　また、「ドイツ企業はある程度の望みを持って年末を迎えている」と続けた。