欧州株式市場では5日、クレディ・スイス・グループが上昇した
一時は7.5%高まで買い進まれた。同行が分離を計画している投資銀行にサウジアラビアの
ムハンマド・ビン・サルマン皇太子
が出資するとの見方が背景。
ムハンマド・ビン・サルマン皇太子
が出資するとの見方が背景。
この事情に詳しい関係者によれば、皇太子は約5億ドル(約680億円)を投じる可能性がある。
この他にも英銀バークレイズ元最高経営責任者(CEO)のボブ・ダイアモンド氏率いるアトラス・マーチャント・キャピタルなどが出資を検討しているという。
なお、非公開情報であるのを理由に同関係者が匿名を条件にメディアの取材で語った。
この他にも英銀バークレイズ元最高経営責任者(CEO)のボブ・ダイアモンド氏率いるアトラス・マーチャント・キャピタルなどが出資を検討しているという。
なお、非公開情報であるのを理由に同関係者が匿名を条件にメディアの取材で語った。
皇太子による個人の投資案件になるのか、サウジの他の投資ビークルを通じて行うのかは明らかになっていない。
サウジの政府系ファンド(SWF)が37%を保有するサウジ・ナショナル・バンク(SNB)は、クレディ・スイスが目指す40億ドルの資金調達計画ですでにアンカー投資家となっている。
クレディ・スイスはコメントを控えた。
サウジアラビアの国際広報局にコメントを求めたがまだ返答は得られていない。
サウジアラビアの国際広報局にコメントを求めたがまだ返答は得られていない。