米シカゴ連銀のエバンス総裁は2日、シカゴのロヨラ大学でのイベントで講演した。
講演後の質疑応答で、大幅利上げを連続で実施してきたことから、引き締め過ぎを回避するためペースを落とすことが重要だと述べた。
金融当局は利上げペースを落としているものの、インフレ退治のため政策金利のピークは高めの水準にする必要があると述べた。
講演後の質疑応答で、大幅利上げを連続で実施してきたことから、引き締め過ぎを回避するためペースを落とすことが重要だと述べた。
金融当局は利上げペースを落としているものの、インフレ退治のため政策金利のピークは高めの水準にする必要があると述べた。
総裁は「フェデラルファンド(FF)金利の引き上げペースは減速する可能性が高いが、ピークの金利水準は恐らく若干高めになりそうだ」と説明した。
次回の利上げ幅については、これまで4回連続で実施した0.75ポイントから0.5ポイントに減速する公算が大きいとした。
次回の利上げ幅については、これまで4回連続で実施した0.75ポイントから0.5ポイントに減速する公算が大きいとした。
インフレについてエバンス総裁は、「インフレ率は極めて高く、そのことに疑いの余地はない」とした上で、「インフレ率を当局目標の2%に下げるため、われわれは金融環境を適度に景気抑制的な水準にする途上にある」と述べた。