英国の資産運用会社ベイリー・ギフォードは先月、投資家による巨額の資金引き揚げに直面し、流出規模は過去10年余りで最大だった。
米国経済メディアモーニングスターのリポートによれば、ベイリーの顧客は10月に同社の英国拠点ファンドから約20億ポンド(約3330億円)を引き出した。
なお、過去1年間では90億ポンド程度が引き揚げられている。
なお、過去1年間では90億ポンド程度が引き揚げられている。
ベイリーが特に投資しているテクノロジーセクターの成長株は市場のボラティリティーによって打撃を受け、同社は今年に入り苦戦したままだ。
今年1月から6月末までに同社の運用資産は1000億ポンド以上減少し、2310億ポンドとなった。