米ウォルト・ディズニーは11日、ストリーミング事業の赤字拡大を受け、9日の同社株は13%安と約20年ぶりの下落率を記録していることなどから、一部の職務を除く採用凍結を含めた全社的なコスト削減策を明らかにした。
ボブ・チャペック最高経営責任者(CEO)のメモによると、クリスティン・マッカーシー最高財務責任者(CFO)とオラシオ・グティエレス法務顧問らで構成される新たな委員会がコスト削減の取り組みを主導する。
これには人員のカットも含まれる見通しである。
ディズニーが今週発表した7−9月決算は主要部門のストリーミングとテーマパーク両事業が期待外れの悪さで、売上高、利益がいずれも予想に届かなかった。
このところ、同社株は年初来で39%下げている。
このところ、同社株は年初来で39%下げている。