サンフランシスコ地区連銀の
デーリー総裁
は欧州経済・金融センター(EEFC)が主催した会合で、インフレ鈍化を示した10月のCPIを歓迎するとした上で、ひと月分のデータに過ぎず、インフレとの闘いでの「勝利には程遠い」と指摘し、追加利上げはなおも行われると注意を促した上で「ペース減速は適切な検討事項だ」と続けた。
デーリー総裁
は欧州経済・金融センター(EEFC)が主催した会合で、インフレ鈍化を示した10月のCPIを歓迎するとした上で、ひと月分のデータに過ぎず、インフレとの闘いでの「勝利には程遠い」と指摘し、追加利上げはなおも行われると注意を促した上で「ペース減速は適切な検討事項だ」と続けた。
なお、最終的な米政策金利はどこが適正水準かはっきりせず、4.5%を上回る可能性もあるとしつつ、より慎重にその水準に行き着くのが好ましいとの見方を示した。
「そこに向かう課程では、より漸進的なアプローチを支持する。そうすれば前に進みながら正しい金利水準を見つけることができる」とし、積極的引き締めの累積的な影響を政策当局者は認識しなくてはならないと述べた。
ひとこと
急激な円高は過度な反応であり、週末に近づいた値振れが大きく出た形だ。