米国アトランタ地区連銀のボスティック総裁は記者団との電話会見で「これまで進展が見られないことから、緩やかに抑制的な政策スタンスにする必要があると一層強く考えている」と述べ、「私としては、それは政策金利が4.25−4.5%のレンジにあることを意味する。年末までにその水準に達することが望ましい」と続けた。
インフレは依然高過ぎると指摘したうえ、年末までに政策金利を合計でさらに1.25ポイント引き上げることに支持を表明した。
インフレは依然高過ぎると指摘したうえ、年末までに政策金利を合計でさらに1.25ポイント引き上げることに支持を表明した。
同総裁は「インフレは依然高過ぎる状況にあり、当局の2%目標に向けて十分なペースで低下していない」と指摘したうえ今夏の初めの時点では、サプライチェーン問題の改善で物価上昇圧力が緩和すると総裁自身は見込んでいたとしつつ、「想定通りの勢いで改善しておらず、そうしたことから私は政策に対する考えを本格的に調整した」と説明した。